相続調査のメリット3つ・相続弁護士が解説

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相続調査のメリット3つ・相続弁護士が解説

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相続問題を弁護士に相談すると、「まず調査をしましょう。」と勧められることがあります。しかし、相続の調査は、あまり耳慣れないため、あなたは、どのようなことをするのか分からない、相続の調査によって何が分かるか具体的に知りたいと思われるかもしれません。

この記事を読んでいただければ、相続調査によって何を行うのか、相続調査のメリットはどのようなものがあるかを分かっていただけるかと思います。

銀座において相続問題を多く取り扱っている相続弁護士が、相続調査を実際に行う場合の内容や、実際に相続調査をおススメする時の理由を踏まえて分かりやすく解説します。

1.  相続調査のメリット①:安い弁護士費用

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1.-(1) 通常の弁護士費用は着手金と成功報酬

遺産分割調停や遺留分減殺請求等の相続問題を本格的に弁護士に依頼した場合、あなたは着手金と報酬金を支払うことになります。

着手金とは弁護士に相続問題を依頼する時に支払うお金であり、報酬金とは相続問題を弁護士が解決した時に支払っていただくお金です。

弁護士費用を算定する時に弁護士が一般的に使用している旧弁護士報酬基準規程では、相続財産の金額に応じて着手金と報酬金が変動することになります。

1.-(2) 相続調査で依頼した場合は手数料

これに対して、あなたが相続調査案件として依頼した場合、相続調査を弁護士に依頼した時に一定額の手数料を支払って終わりです。

手数料は相続財産に関わらず設定されており、一律20万円~30万円が一般的です。着手金と報酬金が相続財産の額に応じて変動するのに対し、相続調査の手数料は一律なので、分かりやすく安心です。

1.-(3) 相続調査は通常よりもはるかに安い

また、相続調査で依頼した場合、弁護士費用は通常よりはるかに安くなります。

①通常の弁護士費用:約180万円(1000万円の事件の場合)

先ほど述べたとおり、通常の弁護士費用では、相続財産の額に応じて着手金と報酬金が算定されます。例えば、相続財産が3000万円、相続人が3人の子どものケースで、あなたが相続人として遺産分割調停を依頼した場合を考えます。

この場合、あなたが得る相続財産の金額は1000万円ですので、旧弁護士報酬規程によれば着手金は59万円です。また、報酬金は118万円となります。従って、弁護士費用は合計した177万円となります。

②相続調査の弁護士費用:25~30万円

これに対して、相続調査の弁護士費用は、相続財産の額に応じて定まるものではありません。相続財産の金額に関わらず手数料として25万円~30万円程度でうす。

③比較すると1/7

従って、この場合、相続調査であれば通常の弁護士費用に比べて、なんと7分の1の額ですむのです。相続調査の方が、費用をはるかに安く抑えることができます。なお、相続財産調査の費用については、『相続財産調査費用の相場と弁護士に依頼する3つのメリット』の記事で詳しく解説していますのでご参考下さい。

2.  相続調査のメリット②:弁護士に依頼するかの判断材料

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2.-(1) 一番悩むのは弁護士に依頼するか否か

あなたが弁護士に相談した場合、抱えている問題が弁護士に依頼するほどのものなのか、依頼しても勝てるか分からないことで依頼するべきか否かを悩まれると思います。このように全く見通しが立たない中で弁護士への依頼を決断することは、非常に難しい判断です。

2.-(2) 相続調査をすれば調査の結果を踏まえて考えられる

しかし、相続調査をすることにより、相続人と相続財産が確定され、あなたの相続問題における問題点を明確にすることができます。また、弁護士に相続調査を依頼すれば、調査結果に基づいて弁護士から事件の見通しについて説明を受けられます。

相続調査をはじめに行えば、弁護士に依頼するか否かを相続調査によって集めた正確な資料に基づいてじっくり考えることができ、安心して判断していただくことができます。

2.-(3) 相続調査のみで終了してもOK

もちろん、相続調査の結果、弁護士に依頼しないことも可能です。相続調査のメリット①で述べたとおり、相続調査であれば費用を安く抑えられることができます。まず相続調査を行って、難しそうであれば相続調査のみで終了するという気軽な利用ができるのです。

3.  相続調査のメリット③:相手に知られず迅速に対応

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3.-(1) 家族問題にいきなり弁護士は、、、

あなたは、家庭内・親族内の問題に弁護士を立てると余計に揉めるのではないか、弁護士を立てて喧嘩して余計に揉めたくないと考えておられるかもしれません。

しかし、あなたの相続問題について何も知らずに放置することもできません

3.-(2) 弁護士に依頼したことを知られず相続調査を実施

相続調査をする場合、あなたのご希望があれば必要に応じて、他の相続人から弁護士が事実関係を確認することがあります。

しかし、相続人や相続財産の範囲といった相続調査は、大半の内容を他の相続人に知られずに行うことが可能です。相続調査であれば、他の相続人に弁護士に依頼したことを知られることがないのです。

したがって、相続調査であれば、いきなり弁護士を立ててるのではなく、他の相続人に知られずに、あなたの相続問題の問題点を把握できるのです。

3.-(3) 通常の調停事件で要する時間は平均1年!

また、相続調査は短期間で終了するため、すぐに見通しをたてることができます。

遺産分割調停や遺留分減殺請求等の相続問題は、家庭裁判所に対する調停の申立てから1~2か月で裁判所に各相続人が呼び出され、その後6~7回の協議があります。このため、最短でも1~2年ほどかかり、揉めるものは数年かかる場合があります。

この間、見通しが立たないままでは、不安なまま過ごさなければならないことになります。

3.-(4) 調査案件だと3か月程度で完了

これに対して、相続調査では、短くて1カ月程度、長くて3か月程度で終了することが大半ですから、すぐに結果を知ることができます。このため、先の見通しが立たないまま1年を過ごされるよりも、まずは1~3か月程度の相続調査を行って見通しを把握してから遺産分割調停や遺留分減殺請求案件をご依頼されると良いと思います。

4.  まとめ

この記事では、あなたが相続調査を依頼する場合のメリットを解説いたしました。相続調査は、比較的短期間の間に、低額な費用で、あなたの相続問題を知ることができるものです。是非、まずは気軽に相続調査からご依頼いただければと存じます。

最後に大事な点をまとめておきます。

  • 相続調査であれば、安い弁護士費用で依頼することが可能。通常であれば約180万円程度の弁護士費用がかかる案件でも、25~30万円程度で依頼できる。
  • 相続調査を行ってから本格的に弁護士に依頼した方が正確な判断ができる。相続調査を行ったがその後は弁護士に依頼しないということも可能。
  • 相続調査は相手方に知られずにこっそり行うことができる。1~3か月程度であなたの相続問題の見通しが分かる。

(2016年10月6日追記)

なお、相続財産の調査を行った後は、遺言書がある場合は遺留分減殺請求を、遺言書がない場合は遺産分割協議を行うことになります。『遺留分減殺請求を確実に成功させるたった1つのポイント』『遺産分割協議について知っておくべき29項目』の記事についてもご参考下さい。

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